[アップデート] Trusted AdvisorやCost Explorerの情報がマネジメントコンソールから参照できる!AWSマネジメントコンソールのホーム画面がカスタマイズ可能になりました!
はじめに
みなさんこんにちは、東京オフィスの芦沢です。
今朝、いつものようにAWSマネジメントコンソールを起動したところ、新しいコンソールが利用可能になったという内容のポップアップが表示されました。
新しいコンソールに切り替える
をクリックしてみたところ、新しいコンソール画面に遷移します。
色々試すことができそうなので、現状できることをまとめてみました。
前提
検証環境
マシン情報: Intel MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports) OS情報: macOS X Big Sur バージョン情報: 11.6
共用のAWSアカウントだけどカスタマイズしても大丈夫かな..?って方に向けて
新マネジメントコンソールホームの、右ペイン説明欄には以下のように記述されています。
コンソールホームのカスタマイズ
アクションメニューからウィジェットを追加したり、ウィジェットメニューからサイズを変更したり、ドラッグアンドドロップして位置を変更したりできます。加えた変更は、共有アカウントを使用している他のユーザーには影響しません。
共用アカウントの他ユーザへの影響は考慮しなくても問題ないようです。
見覚えのないポップアップが表示されてびっくりされた方も多いかと思いますが、ぜひご自分の環境でも試してみてください。
デフォルトのホームを眺めてみる
デフォルトの状態では、以下のウィジェットが配置された状態で表示されていました。
- 最近アクセスしたサービス
- AWSへようこそ
- AWS Health
- コストと利用状況(Cost Explorer)
- ソリューションを構築
- Trusted Advisor
- AWSを詳しく知る
個人的には、特に、Trusted Advisor
、Cost Explorer
が対応しているところが嬉しいです。
できることまとめ
現在、以下のことが可能でした。
- ウィジェットの追加
- ウィジェットの削除
- ウィジェットの移動
- ウィジェットのサイズ変更
- ウィジェットの追加リクエスト
触ってみた
ウィジェットを追加する
現在はデフォルト設定からの追加で以下を設定することができます。
- お気に入り
追加するとこのように表示されます。
ウィジェットを削除する
不要なウィジェットは削除することができます。
ウィジェットを移動させる
配置したウィジェットはドラッグ&ドロップで移動させることが可能です。
2021/1/12AM現在、環境によってはウィジェットの移動ができないようです(WindowsOS環境で確認)
ウィジェットのサイズ変更
ウィジェットのサイズは通常ビュー、拡張ビューを選択可能です。
ウィジェットの追加リクエスト
現状はウィジェットとして追加することができるコンポーネントが限られていますが、新しいウィジェットのリクエストも可能です。
新マネジメントコンソールの下の方、別のウィジェットをご希望の場合は、当社までお知らせください。
をクリックするとリクエストフォームが表示されます。
欲しい機能がある方はぜひリクエスト依頼を投げてみましょう。
(CloudWatchとか追加されたらいいなぁ...)
その他
アクションタブからデフォルトレイアウトにリセットしたり、元のコンソールに戻すことも簡単にできます。
検証でホーム画面を壊してしまったり、以前のホーム画面が恋しくなっても安心ですね。
ちなみに全てのウィジェットを削除してしまうと、デフォルトレイアウトへのリセット or ウィジェットの追加のボタンが表示されます。
まとめ
AWSマネジメントコンソールが新しくなってカスタマイズすることができるようになりました。
共用アカウントでも他ユーザに影響を与えることはなく、元の状態への切り戻しも容易なので気軽にカスタマイズしてみましょう。
以上、東京オフィスの芦沢でした。